企業知財部へ転職するための転職活動の進め方を解説|大手メーカー知財部への転職で年収200万円アップ達成!

企業知財部への転職

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新卒でメーカーに入社して一通り仕事をこなせるようになった20代後半から30代のエンジニアの方の中には、様々な理由から今の仕事に不満があったり将来に不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?

  • 社内調整ばかりの便利屋になってしまい専門的スキルが身につかない
  • 違う業界や職種を知って視野を広げたい
  • 僻地工場から脱出したい
  • より魅力的な業界に移りたい

このブログでは、そんな不満や不安を乗り越えるために知財業界における専門家の道へキャリアチェンジすることを提案しています。

そのなかでも、企業知財部への転職を考えているものの初めての転職活動に不安を持っている方も多いと思います。

技術者
技術者

転職について考えたいのですが、何から始めればいいのでしょうか?

みなと
みなと

キャリアの棚卸しから転職活動のノウハウまで紹介します!

この記事では、企業知財部への転職で年収200万円アップを達成した私の転職活動を振り返りながら、初めて転職について考える20代・30代の若手エンジニアが転職について考える際のポイントと転職活動の流れについて解説します。

この記事はこんな人におすすめ
  • 初めて転職活動する20代・30代の若手エンジニア
  • 企業知財部に転職したい若手エンジニア
  • すぐに転職活動はしないけれどキャリアについて考えたい若手エンジニア

私の転職体験に基づいて転職活動の進め方を解説します!

私は、メーカーの開発職から未経験で特許事務所に転職して知財業界へ舵を切りましたが、勤務していた特許事務所が合わなかったことからメーカーの知財部を目標に転職活動を始めました。

30歳を過ぎて知財業界での実績もほとんどない状態でしたが、約1か月半、必死で転職活動をした結果、大手メーカー2社から内々定を貰うことができました。

この転職体験を例に、20代・30代の若手エンジニアの転職活動の進め方とポイントについて解説していきます。

また、各項目の詳細は個別の記事で解説していますのでもっと知りたい人はそちらも参照してみてください。

転職活動の準備|自己分析

転職活動を始めるにあたって、なぜ転職がしたいのか、どのような業界、職種、勤務条件で働きたいのか、転職以外に方法はないのか考えて、言語化して整理してみましょう。

転職によって良くも悪くも人生が大きく変わりますし、転職活動の軸が定まっていないと闇雲に応募して時間と労力を無駄にした挙句入社後に後悔したり、選考においても書類が上手くかけなかったり面接の場で回答に詰まってしまうことにもなりかねません。

転職することを見送るのはカッコ悪いことのように感じるかもしれませんが、自己分析して検討した結果、検討した結果、転職することを見送ることも立派な決断です。

みなと
みなと

自己分析の具体的なやり方は別の記事で詳しく解説します!

私の自己分析例

参考に私の例を紹介しておきます。私の場合は下記のようなことがあり、転職活動を決意しました。

特許事務所では働き始めて2年程に経過しましたが、クラッシャー上司の下についてしまい、詰められたり存在を否定され、最終的に仕事を与えられなくなってしまいました。上司に服従して真摯に取り組んでいることを認めてもらおうとしたり、他の所員に相談したりして事態の打開を図りましたが時間ばかり過ぎていきました。

そして、10月中旬に所長から個別面談を設定され「あなたは自分本位で業務をしている」、「1年以内に特許事務所の業務に向いているか否か結論を出す」と退職を示唆されました。

妻と生まれたばかりの子どもがいる状況で仕事を失うかもしれない恐怖、私自身が問題所員とされたことへの失望などで、メンタルはボロボロで妻にあたってしまったりしました。

しかし、クラッシャー上司の下でも所長が期待してくれている限り頑張ろうと耐えていたのが、所長との面談で「もうここで頑張る必要はない」と悟ったことをきっかけに転職活動を始める決心もつき、「ここで働くくらいなら他の会社で雑用でもなんでもする」と前に向かって進むことを決意しました。

ここで冷静になって、自分がどの進路に進むべきか以下のように考えました。

  • 特許事務所で必要とされていないので必要としてくれる環境で働きたい
  • 住み慣れた地域で働きたい
  • 家族のために安定して長く働ける環境で働きたい
  • これまでの技術経験を活かせる業界で働きたい

このように私は、短期離職のリスクを避けて安定性を重視していたことからこれまでの技術経験が活かせるメーカーの知財部を第一志望、メーカーの設計開発職を第二希望として転職活動することにしました。

複数の転職サイトに登録して情報収集

自己分析をしつつも早めに複数の転職サイトに登録して情報収集を始めます。

ここでは、様々な求人情報を見てどんな企業や事務所が求人を出しているのか、勤務地や募集要件を確認していきます。

みなと
みなと

登録すべき転職サイトはこちらで解説しています!

転職サイトと転職エージェントはどちらがよいか?

ここでよくある疑問として「転職サイトと転職エージェントはどちらがよいか?」というのが挙げられます。

  • 転職サイトは基本的に新卒の就活で使った「リクナビ」や「マイナビ」と同じイメージです。求人を検索して応募するまでの手続きを自分で進めます。応募までは自分のペースで進めることができます。なお、書類選考を通過するとその後の選考でエージェントがサポートしてくれました。
  • 転職エージェントは、エージェントがキャリア相談から応募、選考までサポートしてくれます。ただし、エージェントとのやりとりに時間を取られたり、報酬目的のエージェントがとにかく転職させようとごり押ししてきたりとエージェントとのやり取りが負担になってしまうことありました。

私の場合は、転職サイトに登録して、エージェント何人かとやり取りしましたが、私の意思と相違するアドバイスが目立つため、転職サイトをメインで使いました。

結局は、転職サイトに登録して転職活動を進めても途中(書類選考通過後)から転職サイト経由でエージェントと連絡をとりアドバイスをもらうことになるので最初は転職サイトから始めるとよいと思います。

職務経歴書、履歴書の作成

転職サイトで求人情報を確認して求められる人物像や応募資格を確認したら、早速、職務経歴書や履歴書の作成に取り掛かります。

転職活動を決意した週の土日には作成にとりかかるくらいのスピード感で取り組みましょう。

下手な書類で応募して書類選考落ちしたら原則再応募ができなくなるので、しっかり作り込んでから応募するようにしましょう。

キャリアの棚卸し

職務経歴書の作成にあたって、先ずは自分自身のキャリアを振り返ってキャリアの棚卸しをします。具体的には下記の手順でキャリアを棚卸ししながら職務経歴をまとめていきます。

  1. 勤務先や所属部署、担当といった一般的な内容を書き出す。
  2. さらに、担当したプロジェクトや製品、機種まで書き出す。
  3. 製品開発やプロジェクトにおける自分の役割、活動内容、成果を書き出す。
  4. これまでの内容を整理して、職務経歴から自分の強みとなる経験やスキル、自分を採用することによるメリットを企業側の立場に立ってまとめる。

ポイントとしては、箇条書きや短文(一文一情報)で書いて読みやすくするとよいです。

みなと
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職務経歴書の書き方を以下の記事で詳しく解説しています!

第三者にみてもらう

職務経歴書が出来上がったら、家族や友人、エージェントなど誰でもよいので、第三者に読んでもらい違和感がないか確認してもらうことがおすすめです。読みづらかったり意味が分からない専門用語など自分では気づかない不備に気づくことができます。

志望動機の書き方

応募書類で必ず書く志望動機ですが以下のような構成で書くとよいと思います。

  1. これまでの経験を簡潔に述べ、現職で直面している課題を述べる(例え、相応の理由があったとしても前職の悪口は決して書かないこと)。
  2. 課題を解消するために転職活動を始めたことを述べる。
  3. 応募企業において、その課題が解決できる理由と自分の経験を活かして活躍できる(企業の利益になる)理由を述べる。
  4. 以上のことから貴社を志望したとまとめる。

応募を開始

職務経歴書や履歴書を作り込んだらいよいよ応募ですが、何社応募するかが難しいところです。

同時に応募し過ぎると選考が重なってスケジュール調整が困難になります。

したがって、常に2~3社が選考中であるという状況にしておき、1社ダメになったら追加でまた1社応募するようにしておきたいです。

適正検査(SPI)対策

書類選考が通過すると、適性検査の受検を求められるケースが殆どです。

適正検査は、webテストが多く、受験開始までの画面からどの適性検査か特定できます。具体的には下記のテキストで解説されているので購入してしっかり対策しておきましょう。

私は両方買いましたがSPIノートの会の本は秀逸なので必須です。

転職では、職務経歴が重視されますが、足切りに遭わないように最低限テキストを2~3周しておきます。1周目でできなかった問題にチェックして2週目はできなかった問題だけやるようにすれば周回ペースも上がっていきます。

みなと
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SPI対策法を詳しく解説しています!

性格検査は面接の参考にされますが、下手に自分をよく見せようとせず素直に回答すれば十分です。

面接

転職の場合、面接の日時についてはある程度こちらの予定も考慮してくれます。現在はweb面接も一般的になってきていますが、対面での面接がある企業もそれなりに多いです。

普通に働いている場合、半休や休憩時間をずらすなどして1週間あたり2回面接を受けるペースです。面接回数は2回のケースが多いです。例えば、一次は受け入れ部署、2次は人事といった感じです。

面接に呼ばれた時点でスキルや経験では問題ないと判断されていると思いますので、主に一緒に働いて問題ないかといった人間性が見られると思います。

職務経歴書や履歴書の内容、志望動機くらいは自分の言葉でしっかり話せるように頭に刷り込んでおきましょう。

そうしてできた余裕を使って、面接官と丁寧に対話するという姿勢で臨むとよいてす。

特に、面接官は下記のようなことを気にしていると思いますので、面接官が納得できるように答えましょう。

  • 短期離職せずに長く働いてくれそうか
  • 社員と協調して成果が出せそうか
みなと
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面接のポイントを以下の記事で詳しく解説しています!

まとめ

複数回の面接をクリアすれば内々定です!

私は1カ月半の短期集中で転職活動に取り組み大成功と呼べる結果を得ることができました。

この記事を読まれた方が新しい進路に無事に進まれることを願います。

みなと
みなと

退職手続きも抜かりなく行いましょう!

この記事を書いた人
みなと

弁理士試験合格や知財キャリア形成に役立つ情報を発信しています!
■高専卒で造船所の現場を経験
■社会人から大学編入して船舶工学を学び、日本船舶海洋工学会奨学褒賞受賞
■重機メーカー開発職から未経験で特許事務所に転職
■3回目の受験で弁理士試験に合格
■企業知財部に転職
これまで経験から知財業界志望者から相談を受けることもあり、弁理士試験や知財キャリアに関する情報発信を始めました。
資格
弁理士試験合格、特許検索競技大会アドバンストコースブロンズ認定、技術士第一次試験(電気電子部門)合格

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